アート引越センターでは、荷物量に応じて無料ダンボールが付いてきます。
ただ、アマゾンなどでダンボールを買うと、2〜3千円はしますよね?
ですから、「無料」というのはあくまで表向きの表現であって、「最初から基本料金に含まれている」と言ったほうが正しいかもしれません。
問題なのは、無料分のダンボールが足りなくなった場合。
少しだけなら無料で追加分をもらえますが、場合によっては値段がかかってしまうケースもあるんです。
そこで今回は、アート引越センターのダンボール事情と、追加をもらうときの注意点について解説していきます。
アート引越センターの梱包資材の種類を確認
まず、無料でもらえるダンボールの種類をあらためて確認しておきましょう。
種類 | 用途 | サイズ |
Sケース | 小物類や本などを梱包するのに使用 | 高さ35cm 横幅35cm 奥行き35cm |
Mケース | 少しかさばる軽めの物を梱包するのに使用 | 高さ35cm 横幅50cm 奥行き35cm |
和ケース | 和服をそのまま梱包できるためシワにならない | 高さ20cm 横幅93cm 奥行き36cm |
無料ダンボールは以上の3種類です。
ただ、これらのダンボールにすべての荷物を詰めるわけではなく、アート引越センターでは「エコ楽ボックス」という再利用可能な梱包資材も無料でレンタルできます。
このエコ楽ボックスは、引越しが近づいてきたら(3〜5日前に)借りられます。
アート引越センターの無料ダンボールは何枚もらえる?
なお、アートからもらえる無料ダンボールの枚数は、荷物量(基本料金)に応じて決まります。
枚数の目安は、以下のとおりです。
一人暮らし | 10~20枚 |
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二人暮らし | 30~40枚 |
三人暮らし | 40~60枚 |
四人暮らし | 60~90枚 |
いちおう上記の枚数が目安になりますが、基本的には、営業マンが訪問見積もりで荷物量を確認し、足りるであろう枚数を用意してくれます。
アート引越センターのダンボールが足りない場合は追加を依頼
ただし、荷造りを始めてみないと、実際にダンボールを何枚使うかはわかりません。
荷物の詰め方によっては、無料ダンボールが足りなくなる場合もあるでしょう。
でも、安心してください。
アート引越センターでは、ダンボールが足りなくなった場合、電話をすれば追加分を自宅まで届けてもらえます。
基本料金内であれば、ダンボールの追加料金もかかりません。
もし、それ以上の枚数が必要な場合でも、良心的な担当者なら「中古ダンボール」を無料で提供してくれるはずです。
追加のダンボールはいつもらえる?
ただし、追加のダンボールを届けてもらうタイミングは指定できません。
引越し業者も暇ではないので、追加ダンボールを届けるためだけにお客さんの都合を事細かに聞いていられないからです。
なので、追加ダンボールの到着が引越しギリギリになってしまわないよう、足りないことが分かったら早めに連絡しましょう。
アート引越センターから追加ダンボールを当日もらう場合の注意点
ひとまず、追加ダンボールをもらえることはおわかりいただけましたか?
ただ、お願いするタイミングがギリギリになってしまったり、業者が忙しいときは、追加ダンボールをもらえるのが「引越し当日」になってしまうこともありえます。
ここで問題になるのが、まだ終わっていない分の荷造りです。
ダンボール数個なら、業者がほかの作業をしている間に終わるでしょう。
しかし、まだ箱詰めしていない荷物が大量にある場合は、スケジュールに遅れが出ないよう、残りの荷造りをアートに手伝ってもらうことになります。
その場合、「荷造り代行」という形で追加料金が発生してしまうんです!
仮に、ダンボール10個分の荷物がまだ箱詰めされていなければ、それだけで1,200円×10=12,000円(税抜)の追加料金がかかることになります。
追加ダンボールを直前にお願いするとき、ここだけは注意してください。
追加ダンボールが遅い場合は薬局での調達も要検討
ですから、追加ダンボールを事前にもらえるよう、早めに連絡することが肝心です。
もし、追加ダンボールが引越し当日にしか持ってこれないということなら、残りの荷物量に応じて、「薬局などで空き箱をもらう」という選択肢も考えたほうがいいかと思います。
まとめ
今回は、アート引越センターの無料ダンボール事情と、追加が必要になった場合の対処法について説明してきました。
私も引越し業者でアルバイトをやっていた経験がありますが、実際、「引越し当日でも荷造りが終わっていない」という現場もありました。
もちろん、業者として荷造りのお手伝いはやってくれますが、追加費用がかかってしまいます。
ですから、無料ダンボールが足りない場合は、アート引越センターへ早めに連絡することが肝心です。
それで、もし追加ダンボールが間に合わないということなら、ほかの方法で調達することも検討しましょう。