子どもの転校手続きは最優先!小学校・中学校・高校の転校手続きの流れ

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学校に通っている子どもがいる家庭であれば、引越しの際に「転校手続き」が必要になります。ただ、親にとっても子どもにとっても、転校を経験することはそうありません。そのため、「転校手続きはどうすれば良いの?」とさまざまな疑問や不安が出てくるかと思います。

手続きは、「公立小学校・中学校」「公立高校」「私立学校」のどこへ転校するかによって異なります。ですから、必要に応じて、それぞれで手続きの流れを確認しておく必要があります。

ここでは、引越しにともなう子どもの「転校手続きの流れ」について詳しく説明します。子どもが引越し先で「通える学校がない!」なんてことにならないよう、転校手続きは最優先で進めましょう。

目次

公立小学校・中学校への転校手続き

小・中学校は義務教育ということもあり、転校手続きは下記の流れで行うのが一般的です。

ただし、「同一市区町村内に引越しをする場合」と「他の市区町村に引越しをする場合」で、役所手続きの流れが異なります。間違えないよう、該当するほうの手順を確認しておきましょう。

ちなみに、「私立→公立に転校する場合」も流れは同じです。

同一市区町村内に引越しをする場合

■引越し決定

  1. 現在通っている学校に転校する旨を伝える(電話または直接訪問)※遅くとも1ヵ月前まで
  2. 新住所が決まったら学校へ連絡する(在学中の学校での手続きは新居が決まる前でも可能)
  3. 学校に「転校届(転学届)」を提出する(書類は学校が用意してくれます)※印鑑が必要
  4. 学校で「在学証明書」「教科書給与証明書」をもらう

■引越しをする

  1. 住所地の役所で「転居届」を申請する
  2. その場ですぐに住民票を交付してもらう
  3. 教育委員会で「住民票」「在学証明書」を提示し、「転入学通知書」をもらう
  4. 転校先の学校に「転入通知書」「在学証明書」「教科書給与証明書」を提出する

■転校が完了

他の市区町村に引越しをする場合

■引越し決定

  1. 現在通っている学校に転校する旨を伝える(電話または直接訪問)※遅くとも1ヵ月前まで
  2. 新住所が決まったら学校へ連絡する(在学中の学校での手続きは新居が決まる前でも可能)
  3. 学校に「転校届(転学届)」を提出する(書類は学校が用意してくれます)※印鑑が必要
  4. 学校で「転校確認書」をもらう
  5. 現住所地の役所で「転出届」「転校確認書」を提出する
  6. 役所で「転出証明書」「転出学通知書」を交付してもらう
  7. 学校に「転出学通知書」を提出する
  8. 学校で「在学証明書」「教科書給与証明書」をもらう

■引越しをする

  1. 住所地の役所で「転入届」を申請する
  2. その場ですぐに住民票を交付してもらう
  3. 教育委員会で「住民票」「在学証明書」を提示し、「転入学通知書」をもらう
  4. 転校先の学校に「転入通知書」「在学証明書」「教科書給与証明書」を提出する

■転校が完了

公立小学校・中学校へ転校する場合は、「現在通っている学校」「役所」「教育委員会」「転校先の学校」の4ヵ所で手続きをすることになります。引越し後、子どもがスムーズに学校に通えるよう、早めに動き出しましょう。

公立高校への転校手続き

高校は義務教育ではないため、転校手続きの流れが小・中学校とは異なります。高校へ転校するときの流れは、以下のとおりです。

公立高校への転校手続きの流れ

■引越し決定

  1. 現在通っている学校に転校する旨を伝える(電話または直接訪問)※遅くとも1ヵ月前まで
  2. 学校で「在学証明書」「成績(単位修得)証明書」「在籍校校長の転学照会書」をもらう
  3. 入学を希望する高校に電話をして、転校が可能かを確認する
  4. 編入試験を受ける
  5. 合格をしたら、「在学証明書」「成績(単位修得)証明書」「在籍校校長の転学照会書」を提出する

■転校が完了

希望どおりの高校へ転校できるとは限らない

高校の場合、引越し先で「どこの高校でも入れる」というわけではありません。多くの高校では、欠員がいない限り、転校を受け付けてくれないからです。

また、転校の際に編入試験を受けることになりますが、そこの受験難易度が高ければ試験に通らない可能性も考えられます。ですから、「希望どおりの高校へ転校できるとは限らない」ということは覚えておきましょう。

※ちなみに、引越しが理由でなければ、高校の転校は受け付けてもらえません。そうでなければ、高校受験に失敗しても、転校システムを使って再び受け直すことができてしまうからです。

私立中学校・高校への転校手続き

私立の中学校・高校へ転校する場合は、まず受け入れ先の学校があるのかを確認する必要があります。その際、教育委員会ではなく「各都道府県の私学協会」に確認します。

転校手続きの流れは、公立校とほとんど同じです。上記の手順を参考に手続きを進めてください。

子どものメンタルケアは忘れずに

ここまでの説明で、転校手続きの流れについて理解できたかと思います。

転校の手続きは、引越しのなかで最も手間のかかる手続きと言えるかもしれません。手続きが遅れてしまうと、子どもが引越し先で「通える学校がない!」ということにもなりかねません。そうならないためにも、子どもの転校手続きは最優先で行うべきです。

そして、忘れてはいけないのが「子どものメンタルケア」です。親にとっても引越しするのは大変なことですが、それ以上に子どもはストレスを感じます。仲の良い友達と離れる寂しさもありますし、新しい学校になじめるのか不安も募ります。

ですから、引越しをしたあとの半年くらいは子どものことを注意深く観察して、メンタルケアに努めることが大切です。

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