引越業者としても人気の高い「日通」ですが、これから引越しの見積もりを依頼する方もいるのではないでしょうか?
ただ、運送会社の引越しは、見積もりが少し高くなる傾向があります。
そこで、日通から引越し見積もりをとるときのポイントを5つご紹介します。
そのポイントは、以下のとおりです。
- 荷物量に合った引越しプランを選ぶ
- 不用品はできるだけ処分する
- 土日の引越しは避ける
- 日通から見積もりを早めに取る
- 日通と他社の見積もりを比較する
7つのポイントをすべて実践するのは難しいかもしれませんが、できるだけ取り入れれば日通の見積もりは確実に安くなります。
というわけで今回は、日通の引越し見積もりを安くするための7つのポイントを詳しく解説していきます。
【その1】
荷物量に合った引越しプランを選ぶ
引越し料金を大きく左右するのが、「プラン選び」です。
日通には、次のような引越しプランがあります。
日通の引越しプラン
- 単身パックS・L
(専用ボックスでの輸送) - 単身パック当日便
(近距離用のトラックチャーター引越し) - セルフプラン
(通常の引越しプラン) - ハーフプラン
(荷造りは日通におまかせ) - フルプラン
(荷造り・荷ほどきもすべて日通におまかせ)
基本的には「単身専用プラン」と「通常プラン」に分かれており、荷物量や作業範囲によって料金が変わってきます。
ただ、どの引越しプランが適しているかは、自分では判断が難しい場合があります。
ですから、引越しプランを決めるときは、訪問見積もりで実際に荷物を確認してもらい、そのうえで相談に乗ってもらうと良いです。
そうすれば、「荷物が載せきれない」といった当日のトラブルも起きないので、追加料金を回避することにもつながります。
【その2】
不用品はできるだけ処分する
前項とも関連しますが、引越し前に不用品をできるだけ処分することも有効です。
そうすれば、単身者ならコンテナに収まる荷物量になったり、あるいは、トラックをサイズダウンできたりする可能性があるからです。
ただし、不用品の処分を日通にお願いすると、費用が高くなります。
ですから、家財の処分費用を節約するには、以下の2つの方法を検討してみましょう。
- 大型家具
→自治体で粗大ゴミとして処分 - 大型家電
→近くの家電量販店に回収を依頼
どちらの方法も費用はかかりますが、引越業者にお願いするよりは確実に安いです。
ただ、いずれも予約が必要になるので、家財の処分するのであれば早めに進めるようにしてくださいね。
【その3】
土日の引越しは避ける
日通やどの引越業者でも、土日祝日は「割増料金」が設定されています。
目安は、2〜3割増しです。
「仕事などの都合でどうしても休日しか時間が取れない」ということなら仕方がありませんが、引越し料金のことを考えると、土日祝日の予約はできるだけ避けたほうが賢明でしょう。
【その4】
日通から見積もりを早めに取る
見積もりのタイミングも、料金に影響する可能性があります。
たとえば、引越しが迫っているのにまだ見積もりの段階だと、「時間的余裕がない」というのは容易に想像が付くため、引越業者は「料金を高く設定しても契約してくれるだろう」と算段を立てるからです。
しかし、見積もりを早めの段階で取れば、こちらも他社と検討する余裕ができます。
逆に、引越業者としては「値段をある程度下げないと他社に勝てない」と考えるわけです。
したがって、日通から早めに見積もりを取るだけで、心理的作用から料金が下がる傾向があります。
【その5】
日通と他社の見積もりを比較する ※最重要
そして、ここが最も重要なポイントになるんですが、日通だけでなく、他社からも引越しの見積もりを取るようにしてください。
なぜなら、同じ引越し条件でも、料金は業者によって全然違うからです。
以前、私は日通とサカイ引越センターから見積もりを取ったことがありますが、それぞれの料金は以下のとおりでした。
- 日通:50,000円
- サカイ:35,000円
この料金は、一人暮らし・同一県内の引越しですが、荷物量や距離によっては差額がさらに大きくなるでしょう。
ですから、「絶対に日通がいい!」というこだわりがなければ、見積もりを何社か必ず比較するようにしてください。
ちなみに、何社か見積もりを取って、日通より安い業者があった場合は、以下のように交渉してみましょう。
あなた→日通の担当者
「A社は○○万円だったんですが、もう少し安くなりませんか?」
このように言えば、最初の見積もりより確実に安くしてもらえるはずです。
ただ、現実離れした金額をふっかけても効果はないので、やはり、日通を含めて何社か実際に見積もりを取ることが肝心です。
まとめ
以上が、日通から引越し見積もりを取るときのポイントです。
では、最後にもう一度まとめます。
- 荷物量に合った引越しプランを選ぶ
- 不用品はできるだけ処分する
- 土日の引越しは避ける
- 日通から見積もりを早めに取る
- 日通と他社の見積もりを比較する
冒頭でもお伝えしたとおり、日通などの運送会社の引越しは、専門業者より料金が高くなる傾向があります。
ですから、ぜひ上記5つのポイントを実践し、日通の見積もりができるだけ安くなるよう工夫をしてみましょう。
中でもとくに重要なのは、何社か比較して交渉することです。
その際は、見積もり比較サイトを使うと便利なので、ぜひ使ってみてくださいね。