リフォームや建て替えなどで、大きな家財を一時的に保管する場所が必要になることがあります。
そのため、大手の引越業者なら、大抵は「荷物預かりサービス」があります。
もちろん「日通」にもトランクルームがあるため、利用を検討している方もいることでしょう。
ただ、サービスの特徴や料金が気になりますよね?
日通では国土交通省認定のトランクルームで保管してもらえるため、安心感があります。
しかし、その反面、料金は高くなりがちです。
そこでこのページでは、日通のトランクルームの概要を詳しく解説します。
サービスの料金相場を他社とも比較してみたので、ぜひ参考にしてください。
日通のトランクルームは国土交通省認定
まずは、日通のトランクルームがどのようなところか見ていきましょう。
日通のトランクルームは、国土交通省から認定された倉庫です。
大きな物流倉庫みたいな所で、次のような特徴があります。
日通トランクルームの特徴
- 家財を梱包したうえで保管するので、ホコリなどが付きにくい。
- 温度・湿度調整された倉庫で、長期保管でも家財が傷みにくい。
- セキュリティ体制も整っているので、盗難などのリスクがない。
このように、しっかり管理された倉庫なので、たとえば革張りのソファなども傷みにくいですし、セキュリティも万全です。
ですから、よくある「空き地を利用したコンテナ倉庫」とはワケが違います。
もちろん、このような貸しコンテナでも荷物を一時的に置いておく分には便利ですが、大きな家財の場合、運び入れが大変ですし、ホコリがかぶったり傷んだりする可能性もあります。
なので、保管状態やセキュリティのことが気になる方は、日通のような安心できるトランクルームのほうが適しているのではないでしょうか。
日通のトランクルームを利用するときの注意点
ただし、日通のトランクルームは空調やセキュリティが万全に管理されているため、預けた荷物を頻繁に出し入れしたいケースには適していません。
事前に連絡をすれば、いちおう荷物を出し入れすることはできますが、出入庫料と配送料がかかってしまいます。
ですから、日通のトランクルームを利用するときは、預けるモノ・預けないモノを慎重に選ぶようにしてください。
日通の「荷物預かりサービス」の期間
リフォームや建て替え、引越しなどの都合により、荷物を預けたい期間は異なると思います。
でも、日通は短期〜長期の保管に対応してくれるので大丈夫です。
短期(1ヶ月未満)保管の場合
預ける期間が短い場合は、輸送方法を調整しながら保管するケースもあります。
たとえば、トラックで運ぶこところを、あえて鉄道コンテナで時間をかけて輸送する方法などです。
そうすることで、保管料が安く抑えられます。
長期(数ヶ月)保管の場合
リフォームや建て替えなどで家財を数ヶ月預けたい場合は、前述のとおり、管理されたトランクルームで保管することになります。
保管方法は、荷物量や期間によって変わります。
まずは見積もりを取り、相談しながらプランを決めましょう。
日通のトランクルームの料金相場はいくら?
ここまでお伝えしたとおり、日通のトランクルーム(荷物預かりサービス)は、管理体制やセキュリティなどの安心感においては文句ナシだと思います。
ただ、気になるのは料金ですよね?
上記のように、日通のトランクルームは、管理がしっかりしている反面、どうしてもコストがかかります。
したがって、サービスの料金は必然的に高くなります。
参考までに、ほかの引越業者と荷物預かりサービスの料金を比べてみましょう。
引越業者 | (1ヶ月の目安) | 荷物預かの料金相場
サカイ引越センター | 20,000円程度 |
アート引越センター | 15,000円程度 |
アリさんマークの引越社 | 15,000円程度 |
日通 | 25,000円程度 |
クロネコヤマト | 建替引越パックの料金に含まれる |
ご覧のとおり、日通はサービスの品質が高い分、料金は他社に比べてどうしても割高になります。
荷物量や期間によっては、さらに高額になることもあるでしょう。
まずは見積もりを取ることが肝心!
ただ、肝心なのは「荷物預かりサービス」と「引越し費用」の合計です。
ですから、少しでも費用を抑えたい方は、日通を含めて何社か見積もりを取り、各社の料金を比較することをおすすめします。
以下は、私が前回引越したときの見積もりですが、ご覧のとおり、業者によって料金にかなりの差があることが分かるかと思います。
ですから、まずは、見積もりを集め、それぞれのサービス内容や費用を比べてみましょう。
その際は『見積もり比較サイト』を使うと便利なので、ぜひご活用ください。
まとめ
今回は、日通のトランクルームの特徴や料金について解説してきました。
日通の荷物預かりサービスは、国土交通省認定のトランクルームで保管してもらえるため、やはり安心感が大きいと思います。
しかし反面、料金はどうしても高くなりがち。
引越業者を選ぶときに重要なのは、料金とサービス内容のバランスです。
ですから、何社か必ず見積もりを取り、その上であなたが納得できる業者を選ぶようにしてくださいね。