単身パックなど、日通は一人暮らしのための引越しプランが豊富です。そのため、日通の利用を考えている人もいるかと思います。
そこで、やはり気になるのが、日通の引越し料金ではないでしょうか。
- 「日通の料金はいくらかかるの?」
- 「日通は他社と比べて安い?それとも高い?」
日通を検討するうえで、このような疑問を持つはずです。
日通の場合、単身引越しの料金は「30,000~135,000円」が相場になります。他社と比べると、日通の相場は「やや高め」です。
このページでは、日通の料金相場を分かりやすく表でまとめています。それぞれの引越し条件ごとにチェックしてみましょう。
さらに、日通の比較対象として良く挙げられる「サカイ引越センター」と「クロネコヤマト」の料金相場とも比較します。
記事の後半では、「引越し費用を安くする鉄則」についても紹介します。ぜひ参考にしてください。
この記事のもくじ
日通の引越し料金相場表のチェック方法について
下記にある相場表について、はじめに理解しておいてほしいポイントがあります。
基本的に、引越し料金は「時期」「輸送距離」「荷物量」に応じて決まります。
あなたの引越し条件と照らし合わせて、該当するところの相場をチェックしてみてください。
日通の引越し料金相場【単身者編】※5~2月の通常期
「5~2月の通常期」における日通の料金相場は、以下のとおりです。
荷物少なめ | 荷物多め | |
同一市区内(~15km) | 30,000円 | 35,000円 |
都道府県内(~50km) | 32,000円 | 39,000円 |
同一地方内(~200km) | 35,000円 | 52,000円 |
近隣地方(~500km) | 51,000円 | 78,000円 |
遠距離地方(500km~) | 55,000円 | 100,000円 |
※上記の金額は、「単身引越し」の相場になります。
※ここでの相場金額は、見積もりサイトの情報をリサーチしてまとめたものです。あくまでも目安として考えてください。
日通の引越し料金相場【単身者編】※3~4月の繁忙期
「3~4月の繁忙期」における日通の料金相場は、以下のとおりです。
荷物少なめ | 荷物多め | |
同一市区内(~15km) | 33,000円 | 44,000円 |
都道府県内(~50km) | 51,000円 | 55,000円 |
同一地方内(~200km) | 62,000円 | 67,000円 |
近隣地方(~500km) | 80,000円 | 86,000円 |
遠距離地方(500km~) | 88,000円 | 13,5000円 |
※上記の金額は、「単身引越し」の相場になります。
※ここでの相場金額は、見積もりサイトの情報をリサーチしてまとめたものです。あくまでも目安として考えてください。
日通・サカイ・クロネコヤマト3社の料金相場を徹底比較!日通は安いの?高いの?
あなたの引越し条件に該当する「日通の相場」をチェックできましたか。
ただ、日通の料金がある程度わかったとしても、「結局のところ、他社と比べてどうなの?」と疑問に思う人もいるはずです。
そこで、良く比較対象となる「日通」「サカイ引越センター」「クロネコヤマト」3社の料金相場を比べてみます。
下記の表を見れば、日通が安いのか高いのか、ある程度は判断できると思います。
近距離(~50km)の場合 ※都道府県内ほどの引越し
通常期 | 繁忙期 | |
日通 | 35,000円 | 53,000円 |
サカイ引越センター | 34,000円 | 50,000円 |
クロネコヤマト | 46,000円 | 65,000円 |
※赤色の数字は、同じ条件下で最も料金が高い業者の金額です。
中距離(~200km)の場合 ※大阪~名古屋ほどの引越し
通常期 | 繁忙期 | |
日通 | 44,000円 | 65,000円 |
サカイ引越センター | 44,000円 | 58,000円 |
クロネコヤマト | 52,000円 | 70,000円 |
※赤色の数字は、同じ条件下で最も料金が高い業者の金額です。
遠距離(500km~)の場合 ※東京~大阪ほどの引越し
通常期 | 繁忙期 | |
日通 | 78,000円 | 110,000円 |
サカイ引越センター | 80,000円 | 105,000円 |
クロネコヤマト | 65,000円 | 85,000円 |
※赤色の数字は、同じ条件下で最も料金が高い業者の金額です。
~日通・サカイ引越センター・クロネコヤマトの料金相場を比較した結果~
- 一番安くなる可能性があるのは「サカイ」
- 一番高くなる可能性があるのは「クロネコヤマト」
- ただし、長距離の場合は「クロネコヤマト」がお得になる
- 総合的に判断すると、「日通」の相場はやや高め
このように比較してみると、日通の相場はサカイよりも若干高めです。ただ、クロネコヤマトと比べると、日通のほうが相場は安いです。
しかしながら、実際の引越し料金は、オプションサービスなどの細かな条件によって変動します。また、業者の担当者が「どの程度値引きしてくれるか」によっても料金は大きく左右されます。
したがって、相場情報だけで高いか安いかを判断するのではなく、実際に見積もりを取って料金を提示してもらうことが重要です。
日通や他社の見積もりを安く抑えるために知っておきたいポイント3選
ちなみに、引越し料金を安くするには、大きく3つのポイントがあります。どれも実践しやすいポイントばかりですから、ぜひ参考にしてほしいと思います。
「3月~4月の繁忙期」「土日・祝日」の割増料金に要注意
冒頭でも触れましたが、引越し料金は「時期」が大きく影響します。なぜなら、予約が集中する時期は、どこの業者も「割増料金」になるからです。
- 3~4月の繁忙期⇒「3~5割増し」
- 土日・祝日⇒「2~3割増し」
繁忙期や土日などは予約が殺到するため、料金は必然的に高くなります。しかし反対に、これらの時期や曜日を避ければ、確実に料金は安くなります。
ただ、3~4月の引越しですと、時期を大きく変えるのは難しいかもしれません。その場合は、せめて「平日」に調整できれば、費用は抑えられます。
不用品をできるだけ処分して荷物を減らす
また、引越し料金は「荷物量」によっても変わります。ですから、単純に考えて、荷物を減らせば料金は安くなります。
荷物量を減らすには、引越しまえに不用品を処分するのが一番です。荷物を整理していると、古くなった物やほとんど使っていない物など、不用品が意外と出てくると思います。それらを思い切って処分してしまえば、引越し費用の節約につながります。
複数社から見積もりを取って必ず料金を比較する
最重要ポイント!
引越し料金をできるだけ安くするためには、ここでのポイントが最も重要になります。
前述のとおり、基本的には、引越し料金は「時期」「輸送距離」「荷物量」によって決まります。しかし、料金を左右する大きな要因がもう一つあります。それは、「引越し業者」です。
たとえば、2社に見積もりを依頼したところ、以下のような金額を提示されたとします。
- A社「7万円」
- B社「12万円」
A社は相場ほどの妥当な金額を提示しました。しかし一方で、B社はかなり高めの金額を提示してきました。極端な例に思えますが、実際にこれだけの差が生じるケースは良くあります。
この場合、A社に依頼したほうがお得なのは明らかです。しかし、B社だけしか見積もりを取っていなかったらどうでしょうか。恐らく、B社の金額を妥当だと思い、そのまま契約しているはずです。
ただ実際は、B社よりもお得なA社があります。したがって、引越し料金をできるだけ安くするためには、複数社の見積もりを比べることが欠かせません。
引越し業者の料金をカンタンに比べる方法とは?
とはいえ、1社1社に問い合わせて見積もりを集めるのは大変です。そもそも、どこに見積もりを依頼すれば良いのかもわからないと思います。
ですから、その場合は「一括見積もり」を活用してください。
一括見積もりは、全国の引越し業者のなかから、あなたの条件に合ったところを自動でピックアップしてくれます。さらに、各社の概算料金をすぐに比較できるため、どこが安いのかが簡単にわかります。
また、気になる業者にまとめて見積もりを依頼できるため、サービス内容などの条件も比べやすいです。ですから、一括見積もりサービスは業者選びに欠かせません。
無料サービスなので、ぜひ活用することをオススメします。
まとめ ~日通の単身引越しの料金相場はコレ!他社と比較して安いのはどこ?~
今回は、日通の料金相場についてまとめました。
結論ですが、日通の相場は、他社と比べると「やや高め」ではあります。ただ、「単身パック」は割安なプランですから、利用できれば他社よりもお得になる可能性はあります。いずれにしても、実際の料金は見積もりを取ってみないと分かりません。
一番気をつけたいのは、業者による「料金の差」です。実際のところ、同じ条件でも、業者によって数万円の差が生じることは良くあります。したがって、引越し業者を選ぶときは、できるだけ複数社から見積もりをもらい、条件を比べることが重要になります。
その際、自分で各社に問い合わせるのは手間がかかるため、一括見積もりサービスを活用して、効率よく見積もりを集めましょう。それが、引越し料金を安くするのに最も効果的な方法です。