ほとんどの大手引越し業者は、ダンボールを無料で提供しています。
もちろん、サカイ引越センターも同様です。
ところで、使い終わったダンボールは引き取ってもらえるのでしょうか?
引越し後、サカイ引越センターに連絡をすれば、ダンボールは回収してもらえます。
ただし、別途3,300円かかります!
自治体の回収日を待てばダンボールは無料で処分できますが、タイミングが合わなければいつまで経っても新居が片づきません。。
でも、だからといって、ダンボールの処分に3,300円も払うのは癪ですよね・・・。
そこで今回は、ダンボールの回収料金をチャラにできる(引越し料金を3,300円以上安くする)交渉方法をご紹介したいと思います。
サカイ引越センターの梱包資材は無料
サカイ引越センターでは、成約者に無料で梱包資材を提供しています。
【サカイ引越センターの無料梱包資材】
無料でもらえる梱包資材 | ダンボール最大50個(大小2種類) ふとん袋 ガムテープ |
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当日無料で借りられる梱包資材 | ハンガーボックス(5箱まで無料リース) シューズボックス(2箱まで無料リース) |
見積もりの際にサカイの担当者が荷物量を確認してくれるので、必要な分だけ資材は提供してもらえます。
ですから、ダンボールの調達については問題ありません。
サカイはダンボール回収が有料なのはなぜ?
ここからは、本題である「サカイのダンボール回収事情」について解説します。
サカイ引越センターのホームページには、以下のように書かれています。
引越し完了後の資材(ダンボール等)のお引取りは、税込3,300円のご料金をいただいてお受けしております。
サカイ引越センターFAQ
無料で回収してくれる引越し業者がある中、有料となると印象はあまり良くないですよね。
以前であれば、交渉次第ではダンボール回収が無料になることもありました。
私もサカイ引越センターから見積もりをとったとき、料金は限界まで値引きしてもらったうえで、最後の決め手としてダンボール回収を無料にしてもらったことがあります。
でも、このあたりの対応は、店舗または担当者による違いなのか、交渉してもダンボール回収が無料にならないケースもあるようです。。
たかだかダンボール回収とはいえ、作業員やトラックは必要ですし、忙しいスケジュールの合間を見つけて取りに行かなければいけないからです。
要するに、回収料金を3,300円に設定しているのは、「無料で回収なんかやってられない!」というサカイの裏メッセージと捉えることもできるでしょう。
ダンボール回収料金をチャラにするサカイとの交渉手順
でも、やっぱり、ダンボールの処分に3,300円も払いたくはないですよね?
そこで、ダンボール回収を無料にする、というより、引越し料金をそれ以上に値引きしてもらう交渉の方法をご紹介します。
交渉が成功すれば、仮に「ダンボール回収3,300円」と見積書に書かれていても、それがチャラになるくらい引越し料金は安くなるはずです。
では、まず交渉の流れを確認しておきましょう。
交渉の流れ
- 引越し業者3〜5社に見積もりを依頼する(サカイも含める)
- 各社から見積書を集める(その場の交渉はしない)
- サカイの営業マンに電話をかけて交渉する
難しく感じるかもしれませんが、交渉自体はカンタンです。
ポイントは、複数社から見積もりをとること。
そこさえクリアすれば、引越し料金は確実に安くなります!
では、ステップごとにもう少し詳しく解説していきます。
【STEP1】
引越し業者3〜5社に見積もりを依頼する(サカイも含める)
引越し料金というのは、ただ「安くしてください」といっても値引きできるものではありません。
ところが、他社の条件を引き合いに出すと、交渉はあっけなく成功します。
だから、複数社から見積もりをとることが重要になるんです。
でも、こちらから何社も電話をして、引越しの条件をそれぞれに説明したうえで見積もりの予約を取り付けるのは、ハッキリ言って面倒です。
そこで便利なのが、候補業者へまとめて見積もりを依頼できる『引越し侍』です。
このサービスを使えば、引越し情報を1回入力するだけで、各社から見積もりの予約を取り付けることができます。
何社か比較したいときはとても効率のいいサービスなので、ぜひ活用してください。
(「サカイ引越センター」も忘れずに候補に含めましょう)
【STEP2】
各社から見積書を集める(その場の交渉はしない)
STEP1で予約をしたら、次は見積もり本番です。
引越しの見積もりは「訪問」が基本なので、ここは1社ずつ時間を確保しましょう。
荷物を確認してもらったら、料金を提示してもらい、見積書を出してもらってください。
ただし、この場で交渉すると話が長引くので、見積書をもらったら「検討します」と伝えて営業マンには帰ってもらいましょう。
【STEP3】
サカイの営業マンに電話をかけて交渉する
STEP2で集めた見積書を比べると、各社の料金に必ず差が出るはずです。
ここで、サカイの担当者に電話をして、交渉を切り出します。
とはいっても、とくに難しいことはなく、ただ次のように伝えるだけです。
「A社が〇〇万円だったんですが、サカイさんはこの金額より安くできますか?」
こう言うだけで、値引き交渉はあっけなく成功します。
なぜなら、最初の見積もりは「様子見の金額」だからです。
実際、私はこの方法で、引越し料金が44,000円も安くなりました!
仮に1万円でも安くなれば、ダンボール回収の3,300円は余裕でペイできますよね。
以上が交渉の流れです。
あらためてポイントをまとめます。
- 一括見積もりサービスを使って予約する(サカイを含めて3〜5社)
- 引越し見積もりは「訪問」が基本
- 見積書を出してもらったら、その場では交渉せずに帰ってもらう
- サカイに電話をかけて、「一番安かった業者の料金」を伝える
以上のことを参考にしていただければ、ダンボール回収料金がチャラになる以上の値引きはしてもらえるはずです。
少し手間はかかりますが、それで数万円も得することを考えれば、見積もりの時間を割く価値はあると思います。
なお、一括見積もりサービスを使うのに不安を感じる方は、「実体験レポート」の記事も参考にしてください。
サカイのダンボール回収は予約制
ここまでで、ダンボール回収が無料にならなくても、それ以上の値引きを成功させる方法は理解できたかと思います。
なお、引越し後、サカイ引越センターにダンボールを回収してもらいたい場合は、予約が必要です。
担当支社または「0120-00-1141」に電話をして、回収を依頼しましょう。
回収の日時は指定できませんが、玄関先にまとめて置いておけば不在でも回収してもらえます。
希ですが、業者のほうが忙しくてダンボールの回収を忘れてしまうことがあります。
その場合は、こちらから電話をして、できるだけ早めに対応してもらいましょう。
ちなみに、3月15日~4月15日は、引越しがもっとも忙しくなる時期です。
そのため、この期間にかぎり、サカイ引越センターはダンボール回収をストップします。
もし、ダンボールが大量になって処分が大変そうなら、そのあたりのサービス内容も含めて業者を選ぶと良いかもしれません。
まとめ
今回は、サカイ引越センターのダンボール回収事情を解説してきました。
サカイの場合、回収料金は3,300円です。
正直、高いように感じますが、業者側の都合を考えれば、仕方のない金額かもしれません。
ただ、最初に提示された見積料金を、そのまま鵜呑みにするのだけはやめましょう!
引越し料金は「値引きが前提」のようなところがあるので、交渉しないとムダに高いお金を払うことになります。
そこで重要になるのが、繰り返しお伝えしているとおり、「見積もりの比較」です。
たったこれだけで引越し料金は確実に安くなるので、以下のサービスはぜひ活用することをオススメします。