サカイ引越センターV.Sアリさんマークの引越社!料金と評判を徹底比較

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引越しの際、「やっぱり業者は安心できる大手がいい!」と考えている人もいるはずです。大手のなかでも、「サカイ引越センター」と「アリさんマークの引越社」は良く比較対象になります。

それでは、この2社を比べると、料金に差はあるのでしょうか。また、評判が良いのはどちらでしょうか。

サカイとアリさん2社の料金を比べると、若干アリさんのほうが相場は安いです。ただし、3~4月の引越しシーズンになると、アリさんの料金はかなり強気の設定になるため、サカイよりも高くなります。

2社の口コミを見てみると、作業においてはどちらも高評価です。ただ、スタッフの接客対応においては、サカイのほうが評価はやや高めです。

このページでは、「サカイ引越センター」と「アリさんマークの引越社」を検討しやすくするために、各社のプランや料金、評判を比較します。また、見積もりを安くするコツもあわせて紹介したいと思います。

目次

単身向け引越しプランを比較

それでは、まず「単身向けのプラン」から比較してみましょう。

サカイ引越センターの単身向けプラン

■せつやくコース

このプランでは、家具や家電の荷造り・荷ほどきから、荷物の搬入・搬出はすべておまかせできます。

ただし、小物の荷造り・荷ほどきは自分でやる必要があります。ですから、「時間に余裕がある」「費用を抑えたい」という人に向いているプランです。

■小口引越便サービス

このプランは専用BOXに荷物を載せて輸送する、いわゆる「単身パック」です。非常にコンパクトなプランのうえ、専用のトラックをチャーターするわけではないため、通常と比べて費用はかなり安くなります。

ただし、BOXサイズが決まっているため、荷物量が制限されます。また、小口引越便サービスは、「関東~関西間」の引越ししか対応していません。ですから、利用できるのは、「関東~関西間で引っ越す荷物が少なめの単身者」ということになります。

アリさんマークの引越社の単身向けプラン

プラン名荷物量の目安
■超ミニ引越しプラン

荷物の少ない近場の引越し向け

ダンボールのみ(10個まで)
■特ミニ引越しプラン

6畳ワンルームに住んでいる人向け

ダンボール15個までとテレビ、チェストくらい(1畳の広さに収まる程度)
■ミニ引越しプラン

荷物量が比較的多い人向け

ダンボール20個、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、自転車くらい(3畳の広さに収まる程度)

アリさんの「ミニ引越しプラン」は、荷物量に応じたプランを選べるのが特徴です。ただし、条件としては、「同一市区内の5km以内の引越し」に限ります。また、引越しの日時が指定できないため、スケジュールが決まっている人には不便かもしれません。


このように、サカイやアリさんに限らず、各社には単身向けの引越しプランが用意されています。

とはいえ、それぞれのプランの特徴を細かく知る必要はありません。なぜなら、基本的には、どこの業者もあなたの要望に合ったプランを提案してくれるからです。

ですから、訪問見積もりの際に要望をきちんと伝え、相談に乗ってもらうことが大切です。

サカイとアリさんの口コミ評判を比較

引越し業者を選ぶうえで、実際に利用した人の口コミは大きな判断材料になるはずです。ここでは、サカイとアリさん2社の評判を比較してみましょう。

サカイ引越センターの口コミ・評判まとめ

  • 作業は良いが、営業マンの態度が悪かった
  • 担当の営業マンの対応が素晴らしいが、作業はやや雑
  • 対応や料金面すべてにおいて大満足
  • 急な引越しでも調整して対応してくれた
  • 見積もりの金額が安くなるように頑張ってくれた
  • 電話や当日の対応がとても誠実だった
  • さすがプロ!作業がスピーディ丁寧で感心した
  • 最初に比べて大幅に値下げしてくれたのは嬉しい

※なお、サカイ引越センターの評判については、以下の記事でさらに詳しくまとめています。

サカイ引越センターの評判と筆者の引越し体験談

アリさんマークの引越社の口コミ・評判まとめ

  • 他社に比べて料金が安かった
  • 作業の丁寧さに欠けたのが残念
  • 作業が予定より早く終わって助かった
  • 他社の料金と大差なし。作業の早さはさすが
  • 営業マンの対応が悪く、あとから見積もりの金額を変えられた
  • 急な変更にも融通を利かせてくれた
  • 料金が安くても作業が雑だったので後悔した
  • 料金が急に安くなったのに驚いた

※アリさんマークの引越社の評判については、以下の記事でさらに詳しくまとめています。

アリさんマークの引越社の評判と筆者のアルバイト体験談


アリさんは「料金が安い」という口コミが目立ちます。ただ、サカイの料金が高いというわけではありません。どちらも他社に負けないように安くしてくれる場合が多いです。

ただ、サービスの質や対応の良さは、サカイのほうが評価は高いです。

引越し業者を選ぶとき、何を重視するかは人それぞれです。しかし、利用者の満足度からすると、「安くても対応が悪い業者」はやめたほうが良いです

いずれにしても、口コミはその人の個人的な意見ですし、対応するスタッフによって評価は大きく分かれます。ですから、実際に見積もりを取ったり、営業マンの対応を見たりして、あなた自身がどう感じたかが重要です。

サカイとアリさんの引越し料金を比較

それでは、一番気になる料金を比較してみましょう。なお、引越し料金は、シーズンになるとかなり割高になります。そのため、下記の料金相場は、「5~2月」と「3~4月」に分けて載せています。

5月~2月(通常期)の料金相場を比較

【荷物が少なめの場合】

 サカイ引越センターアリさんマークの引越社
同一市区内(~15km)30,000円25,000円
同一都道府県内(~50km)30,000円29,400円
同一地方内(~200km)35,500円35,500円
近隣地方(~500km)55,000円48,500円
遠距離地方(500km~)60,400円54,000円

【荷物が多めの場合】

 サカイ引越センターアリさんマークの引越社
同一市区内(~15km)38,700円32,700円
同一都道府県内(~50km)38,800円37,800円
同一地方内(~200km)53,500円43,000円
近隣地方(~500km)70,700円67,500円
遠距離地方(500km~)105,000円88,200円

3月~4月(繁忙期)の料金相場を比較

【荷物が少なめの場合】

 サカイ引越センターアリさんマークの引越社
同一市区内(~15km)32,000円32,400円
同一都道府県内(~50km)50,000円50,000円
同一地方内(~200km)49,600円47,850円
近隣地方(~500km)85,800円150,000円
遠距離地方(500km~)75,000円130,000円

【荷物が多めの場合】

 サカイ引越センターアリさんマークの引越社
同一市区内(~15km)43,600円52,500円
同一都道府県内(~50km)49,800円54,000円
同一地方内(~200km)65,800円88,500円
近隣地方(~500km)86,500円122,500円
遠距離地方(500km~)134,500円180,000円

  • サカイとアリさん2社の料金相場を比べると、通常期の場合は、アリさんのほうがやや安いです。
  • しかし、繁忙期になると、アリさんの料金設定はかなり強気になるため、サカイよりも高くなります。

上記の金額はあくまでも目安ですから、実際はさまざまな条件によって料金は大きく変わります。ですから、実際に見積もりを取ってから安いか高いかを判断するようにしてください。

サカイとアリさんを競合させて値引き交渉にチャンレジ!

上記の料金相場を見ると、引越しシーズン以外は、アリさんのほうが少し安くなっています。

しかしながら、私も以前、サカイとアリさんの2社から見積もりを取りましたが、交渉の末、結果的にサカイのほうが安くなりました

そのときの一連の流れをまとめると、以下のとおりです。

サカイ・アリさんとの値引き交渉の実例

STEP
アリさんから見積もりを取る

最初に提示された金額55,000円

STEP
サカイから見積もりを取る

最初に提示された金額62,000円

※はじめの段階では、サカイのほうが料金は高かったです。

STEP
アリさんに値引き交渉する

成約するのを条件に提示された金額50,000円

※一応、電話で「55,000→50,000円」に値引きしてもらいましたが、ここではまだ契約しませんでした。

STEP
アリさんの条件を引き合いに、サカイと値引き交渉する

「アリさんは47,000円でしたが、サカイさんはこれより安くなりますか?」と担当者に伝える
※実際は「50,000円」ですが、さらに安くした金額で交渉してみました。

「分かりました。うちは46,000円でやります!」とサカイの営業マンが交渉に応じる。

STEP
さらにダメ押しで値引き交渉する

「45,000円なら契約を決めます」と最後まで粘る

交渉の末、サカイが提示した最終金額45,000円

このとき、サカイの料金は62,000円45,000円になりました。結果として、「17,000円」の値引きに成功しました。とはいえ、他社を引き合いに出して交渉すれば、値引きしてもらうのは簡単でした。

そもそも、引越し料金には「定価」がありません。ですから、このとおり、引越し料金は「値引きが前提」のようなところがあります。言い換えれば、最初に提示される金額は「高め」になっているケースがほとんどです。

したがって、値引き交渉をしないと確実に損をします。しかし、値引き交渉すれば、料金が安くなるのも確かです。ですから、値引き交渉を積極的にチャレンジすることをおすすめします。

サカイとアリさんよりも安い引越し業者が見つかることも!

ただし、単に「値引きしてほしい」といっても、せいぜい2,000~3,000円程度しか値下げしてもらえません。肝心なのは、「他社の金額」を引き合いに出すことです。そうすれば、大幅な値引きが可能になります。

したがって、サカイとアリさんを含め、複数社から見積もりを取ることが最も重要になります。

とはいうものの、1社1社に問い合わせて見積もりを依頼するのは面倒です。

見積もりをカンタンに比較する方法とは?

その場合は、大手引越し業者の見積もりをまとめて比較できる一括見積もりサービスが便利です。

1分程度の簡単な申し込みで、各社の料金をすぐに比較できます。

さらに、業者のほうから訪問見積もりの案内をしてくれるため、こちらからわざわざ連絡する手間がかかりません。ですから、一括見積もりサービスを使えば、大手業者の見積もりを効率よく比較できます。

一括見積もりは無料のサービスなので、「業者選びで損はしたくない!」という人は、ぜひ活用してみてください。

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まとめ

今回は、「サカイ引越センター」と「アリさんマークの引越社」を比較しました。

それぞれの評判には賛否両論ありますが、まとめると「安いのはアリさん」で、「サービスが良いのはサカイ」です。あくまでも口コミの総評ですが、このような傾向が強いのは確かです。

ただし、私は以前、この2社から見積もりを取ったことがありますが、値引き交渉の末、結果的に安かったのはサカイのほうです。前述のように、各社の料金を引き合いに出せば、値引きしてもらうことは簡単です。

そこで重要になるのが、「見積もりの比較」です。

それぞれで見積もりを取れば、料金やサービス内容を比べられるのはもちろんのこと、値引き交渉にもかなり有利です。

ですから、引越し業者を選ぶときは、一括見積もりサービスを利用して、大手の見積もりをまとめて比較することをおすすめします。

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