引越し単身パックに無料ダンボールが付いていない場合の調達方法

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引越しの荷物が少ない場合は、「単身パック」を検討している人もいるはずです。ただ、単身パックにはダンボールなどの無料資材がついていません。

そのため、「ダンボールはどうやって調達するべき?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

ダンボールは次のいずれかの方法で調達する必要があります。

ダンボールの調達方法

  • 引越し業者から購入する
  • 通販で購入する
  • 近所のドラッグストアなどからもらう

なお、通常の引越しプランであれば、ほとんどが「無料ダンボール付き」になります。そのため、単身パックではなく、ほかの引越しプランを検討するのも有効です。

このページでは、単身パックを検討している人のために、ダンボールの調達方法について分かりやすい解説します。

ただし、資材費を含めると、単身パックが必ずしもお得とは限りません。ですから、できるだけお得なプランを選ぶための方法についても補足で説明したいと思います。

目次

基本的に、単身パックは無料ダンボールが付かない

引越し業者はそれぞれで「単身専用のプラン」を提供しています。そのなかでも、荷物を専用ボックスに載せて運ぶ「単身パック」は料金が安いため、荷物の少ない単身者には有力な選択肢になります。

単身パックで有名なのは「日通」と「クロネコヤマト」

とくに有名なのが、「日通の単身パック」と「クロネコヤマトの単身引越サービス」ではないでしょうか。この2社は全国に物流ネットワークを持っているため、宅配便感覚で引っ越せる「単身パック」を得意としています。

ほかの業者も単身向けのプランを提供していますが、料金の目安を見ると、「日通」と「クロネコヤマト」のプランが比較的安くなっています。

ただし、この2社の「単身パック」には無料ダンボールが付いていません。ですから、購入するなどして調達する必要があります。


このように、単身パックにはメリットもあればデメリットもあります。ですから、検討する際は、単身パックの特徴をしっかり理解しておくことが大切です。

単身パックの詳しい概要については、以下の記事を参考にしてください。

引越し業者から単身用のダンボール資材セットを購入する

ここからは、ダンボールの調達方法について紹介します。

一番手っ取り早いのは、引越し業者から買うことです。単身パックで有名な「日通」と「クロネコヤマト」でも、ダンボールを単品またはセットで購入できます。

ダンボールの単品購入

ダンボールの単品価格は、以下のとおりです。

日通のダンボールSサイズ 200円
Mサイズ 250円
Lサイズ 300円
クロネコヤマトのダンボール小サイズ 216円
大サイズ 270円

日通の「単身用資材セット」

なお、日通では資材をセット購入することもできます。

金額¥2,800(税抜)
セット内容ダンボールM 6枚

ダンボールS 4枚

クラフトテープ 1本

ふとん袋 1枚

クロネコヤマトの「単身用資材パック」

クロネコヤマトも以前は資材セットを販売していましたが、現在は生産がストップしているので購入できません。

(出典:http://www.008008.jp/

金額¥3,200(税抜)
セット内容ふとん袋 1枚

ダンボールM 4枚

ダンボールS 6枚

グラスパック仕切り板 2枚

グラスパック中敷き 2枚

食器パット 20枚

ビニール袋 5枚

クラフトテープ 1本

エアキャップ 1本

荷づくりロープ 1本

油性ペン 1本

ワレモノシール 4枚

説明書 1冊

クロネコヤマトの資材セットは、販売を中止してます。

引越し業者からダンボールを買うと、少し割高にはなります。

しかし、見積もりなどのついでにダンボールを注文でいるので、一番手間はかかりません。また、自宅まで届けてもらえるのも助かります。

ネット通販でダンボールをセット購入する

ダンボールなどの梱包資材は、ネット通販でも購入できます。種類や金額はさまざまですが、引越し用であれば、10枚セットで「1,500~2,500円程度」が相場です。

通販の場合、ダンボールの種類がたくさん選べるのがメリットです。また、見積もりや業者の都合に関係なく購入できるので、気軽だと思います。

ただし、購入先のショップによっては、発送まで1週間程度かかるところもあります。ですから、急ぎの場合は注意が必要です。

近所のドラッグストアやスーパー、電気屋から中古ダンボールをタダでもらう

ただ、「引越し費用を少しでも節約したい!」と考えている人もいるはずです。そこで、ダンボールを無料で調達する方法を紹介します。

実は、ドラッグストアやスーパー、電気屋などには、商品が入っていた「処分予定のダンボール」が回収されるまで保管されている場合があります。それをもらうことができれば、ダンボールにお金をかけずに済みます。

その際、お店へ事前に連絡して、「引越しを予定しているのですが、譲ってもらえるダンボールはありますか?」と聞いてみると良いです。

タイミングによってはダンボールがないこともありますし、お店によって「ダンボールを渡せない方針」のところもあるからです。

なお、店舗に置いてあるダンボールは種類やサイズがさまざまですから、選ぶときは以下のポイントに注意しましょう。

ダンボールを選ぶときのポイント

  • できるだけキレイなダンボールを選ぶ
  • 似たようなサイズのダンボールを選ぶ
  • 強度のあるダンボールを選ぶ

譲ってもらうとはいえ、ボロボロのダンボールでは意味がありません。とくに、青果などが入っていたダンボールは「衛生面」や「強度」で不安を感じます。

できれば、ドラッグストアなどでキレイなダンボールを選ぶようにしましょう。

無料ダンボール付きの単身引越しプランを検討するのもオススメ!

前述のとおり、単身パックには無料ダンボールがついていないのが一般的です。確かに、単身パックはお得なプランではあります。しかし、ダンボールなどの資材費を含めて考えると、かえって費用が高くなってしまうこともあります。

その場合は、単身パック以外のプランを検討することも有効です。なぜなら、通常の単身プランであれば、ほとんどが「無料ダンボール付き」だからです。ダンボールを他で調達する必要もありませんし、追加費用もかからないので安心です。

ただし、どこの業者が安くなるかは、見積もりを取ってみないとわかりません。

単身パックや通常プランのどちらを検討するにしても、各社の見積もりを比較するのは必須なので覚えておきましょう。

ただ、1社ずつ見積もりを集めるのは手間がかかるので、「見積もり比較サイト」を使うことをオススメします。

見積もり比較サイトには全国200社以上の引越し業者が加盟しており、各社の見積もりをまとめて比較できます。ですから、引越し業者を選ぶ際は、見積もり比較サイトをぜひ活用しましょう。

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単身パックを利用する場合、ダンボールはいくつ準備したら良いの?

ただ、ダンボールを調達するにしても、いくつ用意すれば良いでしょうか?

単身パックはボックス輸送のため、荷物量が制限されます。当然ながら、積めるダンボールの個数も限られます。ですから、単身パックでどれくらいの荷物量が積めるかもチェックしておきましょう。

「日通」と「クロネコヤマト」の単身パックで運べる荷物量の目安は、以下のとおりです。

日通の場合

単身パックL単身パックS
冷蔵庫(2ドア)

洗濯機

薄型テレビ(20インチ)

テレビ台(小)

電子レンジ

掃除機

カラーボックス(3段)

衣装ケース

姿見鏡

ふとん

ダンボール5個
冷蔵庫(2ドア)

薄型テレビ(20インチ)

テレビ台(小)

電子レンジ

カラーボックス(3段)

姿見鏡

ふとん

ダンボール4個

クロネコヤマトの場合

単身引越サービス単身引越サービス(miniタイプ)
冷蔵庫(2ドア)

洗濯機

電子レンジ

ダンボール10個

衣装ケース3個

ふとん

スーツケース1個
ダンボール15個

衣装ケース3個

ふとん

以上が、単身パックの「荷物量の目安」になります。

実際のところ、荷物の種類によっては、積めるダンボールの個数は前後すると思います。また、単身パックのボックスを増やすことで、たくさんの荷物が積めます。

ただ、いずれにしても、必要以上にダンボールを買わないように注意しましょう。

一人暮らしの場合、引越しに使うダンボールの個数は「10~15個程度」が平均的な目安になります。

荷物量によっては単身パックでも料金が割高になるので要注意!

前項では、単身パックではどれくらいの荷物が運べるのか、その目安について紹介しました。

もし規定のボックスに荷物を積みきれない場合は、ボックス自体を追加できます。そうすれば、多少荷物が多くても、単身パックを利用することは可能です。

ただし、その場合、ボックスを増やすごとに料金は2倍3倍と高くなるため、「単身パック」のほうが「通常のプラン」より割高になるケースもあります。

これでは、安いはずの単身パックにこだわる意味がありません。ですから、単身パックを検討するときは、荷物量が適しているのかをしっかり確認することが大切です。

引越し単身パックを利用するかは見積もりを比較してから決めるべし!

単身パックは、「荷物が少ない単身者」にとってはお得なプランです。ただ、あなたの荷物量が単身パックに適しているかは、見積もりを取ってみないと分かりません。場合によっては、他社のプランのほうがお得になる可能性もあります

本当に安いかは比較しないとわかりません。

したがって、できるだけ引越し料金を安くすることを考えるのであれば、単身パックも含めて、複数社から見積もりを取ることが重要です。

実際に、料金やサービス内容はそれぞれ大きく異なります。ですから、各社を比較しないと損をするのは確実です。

その際に便利なのが、「見積もり比較サイト」です。
各社の料金をカンタンに比較できるため、安い業者がすぐに見つかります。

サービスは無料で利用できるので、「少しでもお得に引越したい!」という人には、ぜひオススメします。

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まとめ

単身向けの引越しプランはさまざまありますが、そのなかでも「日通」や「クロネコヤマト」の単身パックは料金が安いです。ただし、無料ダンボールが付いていないので注意が必要です。

その場合は、「業者から購入」「通販で購入」「ドラッグストアなどで調達」といった方法でダンボールを用意してください。少しのダンボールで足りそうであれば、近所のお店から調達するのが一番賢い方法だと思います。

なお、荷物量によっては、単身パックがかえって割高になることもあります。ですから、できるだけ複数社の見積もりを比較して、そのなかから一番納得できる業者を選ぶようにしましょう。

その際は、見積もり比較サイトを必ず活用するようにしてください。各社の料金やサービス内容をカンタンに比べられるので、安い業者や引越しプランがすぐに見つかります。

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