クロネコヤマト「単身パック」の概要を解説!見積り〜当日の流れは?

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荷物が少なめの人であれば、BOX単位で引っ越す「単身パック」がお得です。そのため、クロネコヤマトの単身パックを検討している人もいるはずです。

しかし、予約や当日の流れがわからないと、申し込むのにも不安を感じるのではないでしょうか。そもそも、単身パックがどのような引越しプランなのか分からない人もいるかもしれません。

単身パックは、「宅急便感覚」の気軽でお得な引越しプランです。訪問見積もりが必要ないため、申込みも簡単です。

ただし、荷物量が制限されたり、最短でも翌々日以降の配達になったりするため、不便なところもあるのが実情です。また、場合によっては、料金が割高になるケースもあるので注意が必要です。

このページでは、クロネコヤマトの単身パックの概要や、利用時の流れについて解説します。また、検討するときの注意点についても後述するので、単身パックの利用を考えている人は参考にしてください。

目次

クロネコヤマトの単身パックとは?

まずは、クロネコヤマトの単身パックの概要を簡単に理解しましょう。

単身パックは、BOX単位で荷物を運ぶ「宅急便感覚」の引越しプランです。

出典:http://www.008008.jp/

コンパクトでお得な引越しプランで、一人暮らし向けです。クロネコヤマトでは、「単身引越サービス」というプラン名になっています。

単身パックは、トラックをチャーターして引っ越すプランではありません。複数のBOXを1台のトラックに載せて運ぶため、それだけ料金が割安になります。

単身パックの料金相場

クロネコヤマト「単身引越サービス」のBOXサイズと荷物量の目安

単身パックで運べる荷物量についても、ある程度の目安を把握しておくことは重要です。単身パックはBOX単位の引越しになるため、荷物量が制限されるからです。

クロネコヤマトの単身パックで運べる荷物量の目安は、以下のとおりです。

【クロネコヤマトの単身パックの荷物量目安とBOXサイズ】

 単身引越サービス「フルサイズ」単身引越サービス「miniタイプ」
BOXサイズ高さ170cm×横幅104cm×奥行き104cm高さ130cm×横幅104cm×奥行き104cm
荷物量の目安冷蔵庫(2ドア)

洗濯機(4kg)

電子レンジ

ダンボール10個

衣装ケース3個

ふとん袋1袋

スーツケース1個
ダンボール15個

衣装ケース3個

ふとん袋1袋

※ココで紹介した荷物量は、BOXにピッタリ収まった場合です。荷物の種類によっては、収まる量が変わります。


クロネコヤマトの単身パックの場合、一人暮らし用の小さな家電ならBOXに収まります。ですから、荷物が少なめの単身者におすすめのプランです。

大きい荷物は単身パックで運べない

ただし、冷蔵庫などが「家庭用サイズ」になるとBOXに収まらないため、単身パックは利用はできません。また、ベッドマットレスや自転車などもBOXには積めないため、別送品として輸送することになります。

単身パックのBOXに荷物が収まりそうにない場合は、以下の記事で対処方法を検討してみてください。

「単身引越サービス(mini)」の場合、家電を載せると小物がほとんど積めなくなります。ですから、レオパレスなど家電備え付けの賃貸に住んでいる人に適しているプランです。

なお、3月20日~4月10日の引越しシーズンは、「単身引越サービス(mini)」を利用することができません。この時期に引っ越すときは、「単身引越サービス フルサイズ」のほうを検討しましょう。

単身引越サービスの申込み〜当日の流れ

ここからは、サービスの流れについて説明します。とはいっても、基本的な流れは通常の引越しとほとんど変わりません。

単身パックでも、荷物の搬出・輸送・搬入は、すべて業者スタッフが行ってくれます。ただ、小物の荷造りは自分でやることになります。この点は、通常の引越しと同じです。

ただ、通常の引越しとは異なるポイントもあるので、その点については以下で順に説明していきます。

ヤマトの単身引越サービスは電話見積もり

ふつう、引越しは「訪問見積もり」が必要になります。

でも、単身パックのようなプランはそれが必要なく、電話での見積もりになります。というのも、口頭でも荷物量を正確に伝えられるからです。

たとえば、「冷蔵庫、洗濯機、ダンボール10個、ふとん袋1袋、衣装ケース1個」という程度であれば、わざわざ訪問して確認してもらうまでもありませんよね。

ですから、気軽に見積もりを依頼できると思います。

ダンボールの調達は自分で

通常のプランならダンボールが無料でもらえますが、ヤマトの単身パックには付いていません。したがって、ダンボールは別途購入する必要があります。

ダンボールを調達するには、以下の4つの方法があります。

【ダンボールの調達方法】

  • クロネコヤマトから単品購入する
  • 通販で資材セットを買う
  • ホームセンターで買う
  • ドラッグストアなどで譲ってもらう

一番手っ取り早いのは、クロネコヤマトから買うことです。1枚単位でダンボールを買えますし、自宅まで届けてもらえるので便利です。

ただし、通販やホームセンターでも安価なものが売っています。ですから、ダンボールがたくさん必要な場合は、少しでも安いところで買うことをオススメします。

また、ドラッグストアなどで処分予定のダンボールを譲ってもらうのも一つの方法です。中古にはなりますが、もらうことができれば、ダンボールが無料で調達できます。

なお、ダンボールの購入費用の目安は、3,000~5,000円程度です。単身パックの場合は、この費用も含めて検討しましょう。

料金は前払い

単身パックは宅急便と同じような感覚なので、料金も集荷のタイミングで払います。

なお、支払いは「現金」と「クレジット」のどちらでも可能です。ただし、クレジットカードで支払う場合は、事前に申告する必要があるため注意しましょう。

クロネコヤマトの単身パックは荷物が新居に届くまで日数はどのくらいかかる?

また、引越しにかかる日数にも違いがあります。

通常、遠距離の引越しでなければ、荷物の搬出~搬入までは1日で終わるのが一般的です。

しかし、単身パックの場合は、荷物を集荷してすぐに輸送するのではなく、その地域へ運ぶ他の荷物を1台のトラックにまとめてから輸送します。

そのため、クロネコヤマトの単身パックは、最短でも「翌々日の配送」になります。

つまり、新居に荷物が届くのは、最短で「集荷の翌々日」ということになります。もちろん距離が遠ければ、配達されるまでの日数はさらに長くなります。

したがって、「単身パックでの引越しは通常より時間がかかる」ということを理解しておいてください。利用する際は、そのことを踏まえてスケジュールを立てる必要があります。


ここまでの説明で、単身パックの流れについて理解できたと思います。「通常プラン」と「単身パック」の流れで異なるポイントについてまとめます。

  1. 単身パックは「電話見積もり」
  2. 単身パックは「ダンボールが有料」
  3. 単身パックは料金が「前払い」
  4. 単身パックは最短でも「翌々日配送」

これら4つのポイントが、単身パックの流れの特徴になります。都合の良いこともあれば、不都合なこともあります。そのことを良く踏まえて単身パックを検討しましょう。

ヤマトの単身引越サービスはダンボール回収が有料

なお、引越し後の「ダンボール処分」についても気をつけておきましょう。

一般的な引越しプランであれば、使用済みのダンボールを無料で回収してくれることが多いです。

しかし、クロネコヤマトの単身パックには、ダンボールの無料回収サービスがついていません。
依頼する場合は、別途「3,000円」かかります。

単身パックは、確かに安いプランです。
しかし、資材の準備や引き取りに費用がかかるため、それらもすべて含めて安いかどうかを判断することが大切です。

クロネコヤマトの単身パックの予約方法

ここからは、クロネコヤマトの単身パックの予約・見積もりの方法について説明します。

とはいっても、方法はいたってシンプルで、予約方法は次の2つです。

  1. ホームページから申し込む(見積もりフォームもしくはコールセンター)
  2. 見積もり比較サイトから申し込む

ホームページから予約する場合

クロネコヤマトのホームページを見ると、「見積もりフォーム」や「フリーダイヤル」があります。
もうすでにクロネコヤマトを利用することが決まっている場合は、ホームページから直接申し込むのが良いでしょう。

見積もりフォームの場合は24時間受け付けているので、いつでも申し込めるのがメリットです。
また、フリーダイヤルの場合は、その場でいろいろ質問できるのがメリットです。

いずれにしても、担当の営業所から電話がかかってきて、それに対応しなければいけないのは変わりません。

見積もり比較サイトから申し込む場合

しかし、どこの業者にしようか決まっていない場合は、見積もり比較サイトから申し込むことをオススメします。
なぜなら、各社の料金やサービス内容をカンタンに比較できるからです。

「できるだけお得なプランを選びたい!」という人は、比較サイトを使って見積もりを依頼しましょう。

見積もり比較サイト(無料)はこちらです
(※リンク先のサービスとクロネコヤマトの提携は解除されました)


いずれの方法にしても、見積もりを取るのに費用はかかりません。

ですから、積極的に見積もりを集め、そのうえで良く検討することをオススメします。

単身引越サービスの予約は何日前に取るべき?

それでは、単身パックの見積もりは何日前に取れば良いでしょうか。

クロネコヤマトの単身パックは、申込み日より「翌々日以降の搬出」になります。
たとえば、5月10日に受付が完了すると、最短で5月12日に荷物を搬出してもらえます。

したがって、最短で考えると、2日前までに申し込めば間に合います

ただし、予約状況によって、すぐに受付してもらえない場合もあります。
とくに3月は予約が殺到するため、希望どおりの予定が押さえられない可能性があります。
ですから、急な引越しでないかぎり、遅くても2週間前までには申し込んでおくべきです。

ちなみに、クロネコヤマトでは「早期申込割引」があり、14日以上前に予約すると1,000円の割引があります。
このことからも、できるだけ早めに予約することをおすすめします。

クロネコヤマト「単身引越サービス」の各種割引

前述でも紹介しましたが、クロネコヤマトには様々な割引サービスがあります。
その条件を満たすことで、単身パックの料金はさらに安くなります。

割引の種類は、以下のとおりです。

【クロネコヤマトの割引】

割引の種類割引き額適用条件
WEB割引2,000円OFFホームページからの予約
平日割引2,000円OFF平日の引越し
早期申込割引1,000円OFF14日以上前の予約
複数BOX割引1,000円OFFBOX2個以上の利用

たとえば、「WEB割引」「平日割引」「早期申込割引」の条件をすべて満たせば、5,000円の割引になります。
単身パックはもともとお得なプランですから、割引してもらえば、かなり安くなります。

単身パックでも料金が必ず安いとは限らない

ただし、単身パックでも割増料金になったり、割引が適用されなかったりする場合があるので注意しましょう。

3月20日~4月10日は、引越し予約が殺到します。
引越しシーズンは、業者にとって最繁忙期です。
そのため、どこの業者も「強気の料金設定」になります。クロネコヤマトも例外ではありません。

クロネコヤマトの単身パックの料金における注意点は、以下のとおりです。

単身パック料金の注意ポイント

  • 3/20~4/10は、1BOXにつき5,000円増し
  • 3/20~4/10は、「平日割引」「早期申込割引」が適用されない
  • ダンボールなどの資材費がかかる(3,000~5,000円程度)
  • ダンボールの回収サービスが有料(1回につき3,000円)
  • BOXを追加すると、料金は2倍3倍と高くなる
  • BOXに入らない荷物は別送費用がかかる

このように、単身パックを利用するときの条件によっては、料金が高くなる可能性があります。
とくに、BOXの追加費用と別送費用が発生すると、料金は数万円単位で高くなるので注意してください。

安い引越し業者を見つける方法

まとめ

今回は、クロネコヤマトの単身パックにおける申し込みの流れや注意点について解説しました。

確かに、単身パックは「荷物が少なめの人」にとってお得なプランです。
また、申し込みも簡単ですし、何より訪問見積もりの手間がかからないのは助かります。

ただし、条件によっては、料金が思っていたよりも高くなることがあります。
ですから、他社からも見積もりを取り、そのうえで「一番安く引っ越せるのはどこか」を判断することが大切です。

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