引越しの準備を進めていくと、さまざまな問題が生じるものです。たとえば、以下のようなことが考えられます。
- 「粗大ゴミなどの不用品はどうやって処分しよう?」
- 「エアコンの取り外しができないけど、どうしよう?」
- 「荷造りが間に合わないけど、どうしよう?」
- 「車を新居にどうやって持っていく?」
- 「どうやってペットを新居まで連れていこう?」
このように、自分だけでは対処できないことが出てくると思います。
そのような場合は、引越し業者のオプションサービスを利用すると便利です。引越しにともなうことであれば、大抵は対応してもらえます。もちろん、追加料金はかかりますが、自分で対処できないことは引越し業者にまかせるのが安心です。
そこで今回は、オプションサービスの種類や料金相場について紹介します。引越し業者に依頼をするときは、オプションサービスの有無をしっかりと確認し、その上で見積もりを取るようにしましょう。
不用品の回収サービス
引越しのタイミングで、家具や家電を買い替える予定の人もいるかと思います。また、これを機に、使えなくなったものを処分しようと考えている人もいるのではないでしょうか。
たとえば、「冷蔵庫や洗濯機などの家電」や「ベッドやソファなどの家具」が考えられますが、これらを自分で処分するのはかなり大変です。
そのような場合、「不用品の処分」を引越し業者に依頼することも可能です。不用品の処分は、引越し業者がそのまま対応してくれることもありますし、専門業者に委託するケースもあります。
使わないものをわざわざ新居へ持っていっても無駄ですし、荷物が多くなれば、それだけ引越し料金は高くなります。ですから、いらないものは引越し前にできるだけ処分しておくことをおすすめします。
不用品の処分を依頼する場合の料金相場
それでは、不用品の回収サービスの料金はいくらかかるのでしょうか。
不用品の処分を引越し業者にお願いするときの料金相場は、以下のとおりです。
処分するもの | 料金相場 |
冷蔵庫 | 5,000~10,000円 |
洗濯機 | 5,000~8,000円 |
エアコン | 5,000~8,000円 |
テレビ | 3,000~5,000円 |
ベッド | 5,000~10,000円 |
マットレス | 3,000~5,000円 |
テーブル | 3,000~5,000円 |
ソファ | 3,000~10,000円 |
このように、処分したいものの種類によって料金は異なります。また、同じものでも、サイズによって料金が高くなります。
さらに、不用品の回収サービスの料金は、引越し業者によっても差が生じます。各社の料金を比べ、できるだけ安い業者に依頼するのがポイントです。
ちなみに、不用品を処分するには、「粗大ゴミとして自治体に回収してもらう」「リサイクルショップなど引き取ってもらう」などの方法もあります。これらの方法で処分したほうが、引越し業者に依頼するより費用はかかりません。
場合によっては、値段をつけて買い取ってもらうことも可能です。
ただし、自治体に回収してもらう場合は、事前の予約が必要です。回収してもらえるタイミングも月に1~2回ほどしかないため、引越しまでに回収が間に合わないケースも考えられます。
さらに、自分で不用品を収集場所まで運ばなければいけません。ですから、自力で運べないものは、自治体で粗大ゴミとして処分するのは難しいです。
リサイクルショップで買い取ってもらえないものや、自力で運べないものは、やはり引越し業者に頼んで引き取ってもらうのが一番楽です。
なお、家具や家電の処分方法については、個別の記事で詳しく解説しています。
- 家具などの粗大ゴミの処分方法
- 家電リサイクル品(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)
荷造り・荷解きサービス
「忙しくて荷造りする時間がない」「荷造りや荷解きは面倒だから、業者に全部やってもらいたい」という人もいるのではないでしょうか。また、年配者ですと、「荷造りする体力がない」ということも考えられます。
そのような場合、引越し業者に「荷造り・荷解き」をすべてお任せすることもできます。ほとんどの引越し業者は、荷造り・荷解き込みのプランを提供しています。
小物の荷造り・荷解きサービスの料金相場
ただし、荷造り・荷解きサービスを利用すると、費用はかなり高くなります。
単身 | 15,000~30,000円(荷造り・荷解きどちらかの場合) |
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家族 | 50,000~90,000円(荷造り・荷解きどちらかの場合) |
上記の相場は、「荷造り」または「荷解き」のどちらかを依頼したときの料金相場です。したがって、荷造りと荷解きをすべてお願いすると、料金は「相場の2倍」になります。
荷造り・荷解きサービスの料金は、作業にかかるスタッフの人数や時間によって異なります。つまり、荷物量によって料金は変動します。ですから、まずは見積もりを取ってから検討することをおすすめします。
なお、前述のとおり、各社では「荷造り・荷解きサービス込み」のプランを提供しています。たとえば、「おまかせプラン」「フルフルプラン」「らくらくパック」などです。ですから、業者ごとの料金を比較することも重要です。
以下の記事では、荷造り・荷解きサービスについて、各社の特徴や料金を比較しています。サービスを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
荷物・家財一時預かりサービス
通常であれば、旧居から荷物を運び出し、そのまま新居に行って搬入することになります。しかし、何らかの事情で「退居から入居までの期間」が空いてしまう場合があります。
たとえば、「退居日と入居日を調整できなかった」「転勤先の新居がまだ決まっていない」「家の建て替え」などの理由が考えられます。
このようなケースでは、「運び出した荷物の行き場所がない状態」になります。
引越し業者ではこのようなケースに対応するために、「一時預かりサービス」を提供しています。これは文字どおり、「荷物を一時的に預かってもらえるサービス」のことです。
一時預かりサービスの料金相場
一時預かりサービス | 15,000~60,000円 |
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上記の料金相場はあくまでも目安ですから、参考として考えておいてください。料金は「依頼する業者」「預ける期間」「荷物の量」によって異なります。
なお、引越し業者によって「一時預かりサービス」を扱っていないところがあります。どうしても「退居から入居までの期間」が空いてしまう場合は、見積もりの際に一時預かりサービスがあるのかを必ず確認しておきましょう。
一時預かりサービスについて、さらに詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
洗濯機の取り外し・取り付けサービス
引越しの際は、洗濯機の水抜きをしたり、ホースや配線を抜いてまとめたりしておかなければいけないため、以外と手間がかかります。
「洗濯機の取り付け・取り外しは、引越し業者がやってくれるのでは?」と思うかもしれませんが、この作業をオプション扱いにしている業者は多いです。つまり、引越し業者にお願いすると、別途料金がかかることになります。
しかしながら、取り外しや取り付けの方法を間違えると、洗濯機や水栓の器具を壊してしまう可能性もあります。とくにドラム式の洗濯機は取り付けが少し特殊ですから、気をつけなければいけません。
また、女性や年配者にとって、重い洗濯機を持ち上げてホースを付け外しするのは、かなり大変です。
洗濯機の取り外し・取り付けを自分でやるのに自信がない人は、引越し業者に頼むことをおすすめします。
洗濯機の取り外し・取り付けの料金相場
取り外し | 3,000~5,000円 |
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取り付け | 3,000~8,000円 |
ドラム式の洗濯機のほうが難しい作業になるため、料金の相場は少し高めになります。
なお、洗濯機の取り付け・取り外しが、基本作業に含まれる業者もあります。その場合は、追加料金はかかりません。
しかし、低料金を売りにしている引越し業者の場合は、この作業がオプション扱いになるところもあります。
洗濯機の取り外し・取り付けだけでも、意外と料金は高いです。自力でやれるようであれば、このオプションは利用しないほうが確実に安あがりです。もし作業を依頼する場合は、料金がいくらかかるのか、見積もりでしっかり確認しておきましょう。
エアコンの取り外し・取り付けサービス
エアコンの取り外し、取り付けは引越し業者に頼むべきです。そもそも、エアコンがどうやって壁に付いているのか理解している人はほとんどいないと思います。自分で無理にやろうとすれば、エアコンや壁を傷つけてしまうかもしれません。また、本体はかなりの重量ですから、落として壊してしまう可能性もあります。
そのため、ほとんどの引越し業者は、「エアコンの取り外し・取り付け」をオプションとして設定しています。依頼した場合、引越し業者が当日に作業するか、または専門業者が事前に取り外しにきます。
エアコンの取り付け・取り外しの料金相場
取り外し | 5,000~10,000円 |
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取り付け | 10,000~15,000円 |
はじめからエアコンが備え付けてある物件であれば、取り外す必要はありません。しかし、自分で購入したエアコンを取り付けている場合は、取り外して新居に持っていきましょう。
もし「新居がエアコン備え付けの物件だから、もういらない」という場合は、取り外して処分するか、リサイクルショップに買い取ってもらいましょう。
また、取り外すまえに、大家さんや管理会社に「使わなくなったエアコンはどうすれば良いですか」と一度確認してみるのも方法です。「取り外してください」と言われるかもしれませんが、「いらないのであれば、そのままで良いですよ」と言ってもらえる可能性もあります。
エアコンの移設工事については、以下の記事に詳しくまとめています。
オーディオ・テレビ・アンテナの配線サービス
「オーディオ類の配線が苦手」という人もいるのではないでしょうか。
「そんなことを依頼するのは気が引ける」と思うかもしれませんが、こういう人は意外と多いため、配線作業をオプションとして設定しているところがほとんどです。
また、受信アンテナを設置している場合は、自分で作業するのは難しいと思います。とくに屋根に設置されている場合は、作業に危険がともないます。ですから、アンテナに関しては、引越し業者に頼んでおくのが無難です。
オーディオ・テレビ・アンテナの配線作業の料金相場
テレビ配線 | 3,000~5,000円 |
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オーディオ配線 | 3,000~5,000円 |
アンテナ取り外し | 5,000~10,000円 |
アンテナ取り付け | 10,000~20,000円 |
オーディオ類の配線を間違えると使えなくなるため、苦手な人は引越し業者に任せましょう。もし友人や身内に引越しを手伝ってもらう場合は、その人に配線を頼むのも一つの方法です。
自動車・バイクの輸送サービス
車やバイクを新居に持っていく場合は、自走して新居へ向かうのが基本です。そうすれば、わざわざ新幹線や飛行機のチケットを買う必要もありませんし、当然、車やバイクの輸送費もかかりません。
また、ちょっとした荷物であれば、車やバイクに乗せて運ぶこともできます。ですから、車やバイクは自走していくのが最も効率的です。
しかしながら、「新居があまりにも遠い」など、自分で運転していけない事情もあるかと思います。そのような場合は、引越し業者または専門業者に「車・バイクの輸送」を依頼しましょう。
自動車・バイクの輸送の料金相場
自動車 | 近距離:30,000~70,000円 中距離:80,000~100,000円 長距離:110,000~180,000円 |
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バイク(中型) | 30,000~70,000円 80,000~100,000円(長距離) |
バイク(大型) | 60,000~80,000円 90,000~120,000円(長距離) |
車やバイクの輸送には、キャリアカーやフェリーを使います。そのため、輸送費はかなり高額になります。利用する業者や輸送距離によって料金に差が生じるため、複数社の見積もりを比較するのは必須です。
ペットの輸送サービス
ペットを飼っている人であれば、必ず悩むのが「ペットの引越し」です。
自家用車でいっしょに乗せていければ全く問題ありません。また、電車の場合でも、カゴに入る程度の小型動物であれば、いっしょに移動することができます。
しかし、大きなペットの場合は、これらの方法で移動させることができません。「引越しトラックに乗せれないの?」と考える人もいるかもしれませんが、「他のものと一緒に運ぶのに適さないもの」はトラックに乗せることができません。
このような場合に備えて、引越し業者では「ペットの輸送サービス」を用意しています。引越し業者が輸送をする場合もありますし、専門業者に委託するケースもあります。
ペット輸送の料金相場
一般的な相場 | 40,000~50,000円(東京~大阪ほどの距離) |
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安いケース | 5,000~10,000円(小型動物、近距離の場合) |
「ペットをどうやって移動させよう?」と悩んでいる人は業者に依頼しましょう。それが最も安全で確実な方法です。
ペット輸送にかかる料金は、「ペットのサイズ」「移動距離」「依頼する業者」などによって異なります。「生き物」を運ぶのですから、決して安くはありません。ですから、まずは見積もりを取り、そのうえで方法を検討しましょう。
ハウスクリーニング
退居するときは、最後に掃除しておくのがマナーです。また、敷金の精算にも関わるため、退去時の掃除はしておくべきです。部屋の掃除は事前に少しずつ進めておき、荷物を出し終わってからもう一度全体を掃除するのが望ましいです。
しかし、「忙しくて掃除する時間がない」「面倒だからやりたくない」という人もいるかと思います。
そのようなときに便利なのが「ハウスクリーニング」です。ハウスクリーニングとは、「退去時のお掃除サービスのこと」です。引越し業者に依頼をすれば、有料で退去時の掃除をしてもらえます。
ハウスクリーニングの料金相場
1DK・1K | 20,000~35,000円 |
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1LDK~2LDK | 30,000~70,000円 |
3LDK~4LDK | 60,000~110,000円 |
※ここでの相場は、あくまでも参考価格として考えてください。
ハウスクリーニングの料金に違いが生じるのは、主に「部屋の広さ」です。もちろん、引越し業者によっても料金は異なります。さらに、「部屋の状態」によっても料金は変動します。つまり、「汚れている部屋は料金が高くなる」ということです。
ハウスクリーニングを引越し業者に依頼するときは、見積もりの際にサービスを扱っているか確認しましょう。さらに、「ハウスクリーニング代を含めた料金」を業者間で比較するのがポイントです。
害虫駆除サービス
引越し業者のオプションサービスのなかには「害虫駆除」もあります。
たとえば、新築マンションに引っ越す場合、「新居に害虫を持ち込みたくない」という人もいます。また、「新居に荷物を入れる前に、しっかり害虫駆除をしておきたい」という人もいます。生活環境が変わるため、害虫が気になるのも無理はありません。
害虫駆除サービスには、2つのパターンがあります。
- 新居に害虫を持ち込みたくない人
→「輸送トラックの中で殺虫剤を使う方法」がおすすめ - 新居の害虫が気になる人
→「新居の室内殺虫」がおすすめ
とくにマンション・アパートのテナントに飲食店が入っている場合は、新居の害虫駆除をしておいたほうが良いです。
害虫駆除の料金相場
輸送トラック内で行う場合 | 3,000~5,000円 |
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新居の室内で行う場合 | 15,000~30,000円 |
部屋の広さにもよりますが、新居の害虫駆除にかかる料金は以外と高いです。
もし事前に部屋へ入れるのであれば、市販品を使って害虫駆除を自分でやることも考えましょう。
そうすれば費用の節約ができます。
盗聴器発見サービス
女性の「初めての一人暮らし」ともなると、防犯面でいろいろと不安を抱くのも無理はありません。そのかなでも、「盗聴器は大丈夫?」と心配になる人もいるのではないでしょうか。
その場合は、引越し業者に「盗聴器発見サービス」を依頼しましょう。とくに人の出入りが多いマンスリーマンションなどへ引っ越す場合は、サービスを利用したほうが安心です。
盗聴器発見サービスの料金相場
オプションサービスとしての一般的な料金 | 10,000~20,000円 |
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本格的な調査 | 20,000円~100,000円以上 |
自分では盗聴器を見つけることはできませんから、料金は比較的高めです。ただ、専門業者に本格的な調査をしてもらう場合と比べれば、オプションサービスの料金はこれくらいが妥当ではないでしょうか。
もちろん、盗聴器が見つからなければ「サービスを利用しなくても良かった」ということになりますが、心配な人は「安心を買う」つもりで調査をお願いしておきましょう。
ピアノの輸送・搬出・搬入サービス
ピアノは非常に繊細な楽器ですから、他のものと一緒に運ぶのに適していません。そのため、ピアノを輸送するためには、特殊な管理が必要になります。
また、サイズもほかのものに比べて非常に大きいため、通常の方法では搬出・搬入ができない可能性があります。その場合は、「クレーン」「手吊り」「解体・組み立て」などの方法で、ピアノを移動させる必要があります。
ピアノの輸送・搬出・搬入の料金相場
ピアノの輸送 | アップライトピアノ:20,000円~ グランドピアノ:40,000円~ |
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ピアノの搬出・搬入 | クレーン:10,000~25,000円 手吊り:10,000~30,000円 解体・組み立て:30,000円~ |
ピアノは他の大型家具と同じように扱うことができません。そのため、ピアノのような特殊なものを扱う場合は、別途料金が発生します。ただ、自分では運びようもありませんから、ピアノに関してはプロに任せましょう。
美術品・骨董品の輸送サービス
「絵画などの美術品」や「壺などの骨董品」などは、他のものと一緒にトラックで運ぶのに適していません。もし荷が崩れて、美術品が壊れてしまっては大変です。
これらを運ぶためには、美術品や骨董品のための特殊な梱包・輸送が必要です。そのため、美術品などを運ぶためのサービスも用意されています。
美術品・骨董品の輸送サービスの料金相場
美術品・骨董品の輸送 | 10,000~30,000円 |
---|
ここでの相場は、あくまでも参考価格として考えてください。実際の料金は、「大きさ」「移動距離」「希少性」などによって異なります。
なお、業者によっては損害保険を用意しているところもあります。もしものときことを考えると、補償がしっかりしている業者を使うのが安心です。
引越しオプションサービスの種類と料金相場まとめ
引越し業者が提供している主なオプションサービスは、以下のとおりです。
【主なオプションサービスの種類】
- 不用品の処分
- 小物の荷造り・荷解き
- 荷物の一時預かりサービス
- エアコンや洗濯機の取り外し・取り付け
- オーディオ・テレビ・アンテナの配線
- 自動車・バイクの輸送
- ペットの輸送
- ハウスクリーニング
- 害虫駆除
- 盗聴器発見サービス
- ピアノの輸送・搬出・搬入
- 美術品・骨董品の輸送
このように、引越し時のさまざまなニーズに対応するために、たくさんのオプションサービスが設定されています。もちろん、それを利用するには費用がかかりますが、スムーズに引越しをするためには欠かせないサービスです。
オプションを利用したい場合は、まず引越し業者に「サービスの有無」を確認しましょう。サービスの内容によっては、かなり高額なオプションもあります。ですから、オプションサービス料金を含めた見積もりをもらい、その上で、本当にサービスが必要なのかを検討しましょう。
オプション料金が安い引越し業者の探し方
さらに、オプションサービスの利用を検討する際に注意しておきたいポイントがあります。
実は、同じような内容のサービスでも、引越し業者によって料金は異なります。
このように、オプション料金を含めると、数万円の差が生じるケースは良くあります。
したがって、引越し料金をできるだけ安く抑えるには、複数社から見積もりを集め、それぞれの条件を比較することが肝心です。
その際に便利なのが「一括見積もりサービス」です。
希望の引越し業者が自動でピックアップ
一括見積もりをオススメする一つ目の理由は、あなたの希望するサービスを扱っている業者が自動でピックアップされるからです。
引越し業者によって扱っているサービスは異なります。たとえば、不用品回収サービスがある業者を自分で探そうと思うと、1社1社に問い合わせて確認する必要があります。
しかし、一括見積もりサービスを使えば、あなたが利用したいサービスを扱っている業者が自動でピックアップされます。そのため、候補となる業者をカンタンに絞り込むことができます。
引越し業者の見積もりをカンタン比較
一括見積もりサービスをオススメするもう一つの理由は、「料金が比較しやすいこと」です。
前述のとおり、オプション料金を含めると、それぞれ提示する見積もりに数万円の差が生じます。ですから、業者を選ぶときは、各社の料金を比較することが欠かせません。
ただ、1社1社から見積もりを集めるのは大変です。
しかし、一括見積もりサービスを使えば、候補の業者からまとめて見積もりを集めることができるので、料金の比較がカンタンです。
したがって、「希望するサービスを扱っている業者」「安い業者」を見つけるためには、一括見積もりサービスを必ず活用するべきです。
一括見積もりは無料のサービスなので、業者選びの際はぜひオススメします。
まとめ
今回は、オプションサービスの種類と料金相場を紹介しました。
便利なオプションはたくさんありますが、業者によって扱っているサービスは異なります。また、同じようなサービスでも、それぞれの業者で料金は異なります。
ですから、引越し業者を選ぶ際は、できるだけ複数社から見積もりを取るようにしてください。そうすれば、料金やサービス内容を確実に比較できるので、「別の業者にすれば良かった・・・」と後悔することもなくなるはずです。
とはいえ、1社1社に自分で問い合わせて見積もりを依頼するのは手間がかかります。
その際は、「一括見積もりサービス」を使って複数社の見積もりをまとめてゲットしましょう。